留学と言えば、海外ドラマのような学校生活や私生活をイメージする方が多いのではないでしょうか?
このようなイメージから海外留学をすれば外国人と友達になれると勘違いが起きていますが、実際のところ海外留学で友達が出来ないという経験をしている人が多くいて、留学中に友達が出来ないことにかなり悩ませれている人も少なくないです。
実は、留学先で友達作りに失敗している人には共通点があり、その共通点が致命的なミスとなっています。
せっかく、海外に留学するなら現地の方や他国の留学生と仲良くなって充実した留学生活を送りたいとは思いませんか?
そこで今回は、留学先で友達作りに成功してより良い留学生活にするために知っておきたい友達が出来にくい人の3つの特徴について紹介していきます。
人見知りし過ぎて消極的な人
「本当に治安が良く安全なので住みやすい国」日本に住んでいる外国人の多くの方が母国よりも安心して生活できる国として日本を挙げています。
日本が治安の良い国の理由は日本人の性格や人柄からきています。
日本人は気配りがよくできる性格のため、相手の気持ちを考えて自分よりも相手の意見を大事にする傾向にあります。
出る杭は打たれるという言葉がありますが、日本という国には縦社会が未だに残っていて、積極的に行動を取ったとしてもそれが裏目に出てしまうこともあり、日本人は比較的物静かな性格で人見知りする人も多いです。
海外では自分は自分、他人は他人と分けて考える人が多いのであまり人見知りする人はいません。
海外旅行などでお店やコンビニに入ると店員さんからラフに話しかけられた事はありませんか?
外人さんのその行動は国の文化や考え方との違いから来ているものなので、普段からとてもフレンドリーです。
もし、そのような国で人見知りをする日本人が留学したら、友達ができると思いますか?
100%無理とは言いませんが、日本人が性格もしくは気持ちを入れ換えない限り友達ができる事はなかなか難しいでしょう。
海外に留学する日本人は緊張や英語に対しての自信の無さから積極的に声をかけられず、留学終了するまで友達があまり出来なかったという人が多くいます。
留学先では相手に気を配るという日本人の良さは短所となってしまいます。時には気を配ることも必要かもしれませんが、もっと自分を表現していくことも友達作りをする上では重要になってきます。
「英語話せない」「海外の人と会話緊張する」不安や恐怖から言い訳ばっかりして行動を移さない事が海外生活において大問題です。
誰しもスタートは0からです。失敗ばっかり考えずに成功した事、将来へのプロセスを考えた方が必ず自分自身にとってプラスに働くので、勇気を振り絞って一歩踏み出してみてください。
留学という大きな決断が出来たなら必ず積極的に行動することも可能なはずです。
留学生活においてネガティブに考えてしまうと余計に悪い方向に進んでしまうので、なるべくポジティブに失敗を怖がらずに様々なことに挑戦して学んでいってください。留学という経験は将来必ずあなたにとって財産になります。
日本人同士での行動が多い人
初めての海外・英語に自信がない・知り合いがいなくて不安 ← 留学をする人は必ずこのような不安に頭を悩まされますが、あまり深く考え過ぎずに前向きに考える姿勢で留学初日を迎えることで想像していたよりもスムーズに友達作りが出来ます。
留学先にはほぼ確実に知り合いがいないという環境から生活を始めなければいけません。
*留学前から知り合ってた日本人は除く
そのため、現地で知り合った日本人や同時期で留学した日本人と仲良くなる事が多く、居心地がいいので常に日本人と一緒にいて、現地の方と関わる機会を減らしてしまっているという特徴が友達が出来ない日本人留学生にあります。
楽しさよりも過酷さにこそ光がある
そこで、英語力やこれからの留学生活をより良いものにしていくためには適切な環境を整える事が必要になります。
例えば、英語力を爆上げしたいと考えている生徒はなるべく日本人と行動を共にするよりも現地の方と行動を共にして、できるだけ多くの時間英語を聞けて話せる環境を作り出す必要があります。
ここで勘違いしていけないのは、日本人と全く関わるなと言ってる訳ではなく、必要最低限は日本人の方といない方が英語力上達スピードが多少早まります。
日本人といると必然的に日本語を使ってしまいますよね?
やはり日本語の方が日本人は慣れ親しんでいるので、日本語で会話をした方が正直楽と感じてしまう人が多いと思われますが、英語力を上げる際には避けるべきことになります。
そのような結論に至る際はまだ英語脳が作られておらず、一回一回日本語から英語に脳内で変換して会話をしてることになります。ですが、それだと英語力は上がらず会話スピードも遅くなるのでより苦労することにないます。
会話の際に英語よりも先に日本語が脳内に浮かんでしまうという事態を避けるためにも英語に多く触れる機会を自ら作って英語脳を作り、より良い英語環境を作る事が求められます。
日本人と常にいる事は英語力の妨げだけではなく、外国人が近寄り難くなるため友達作りをし難い環境にしてまっています。
留学先で母国語を使い続けると周りから人がいなくなる?
あなたの学校に留学生数人が来ました。もし、そこでずっと留学生同士が母国語で常に話していたら、あなたはどう感じますか?
不快な気持ちになると思います。言葉が通じないので自分が何言われているかも分からなく、留学生の方々と距離が開く一方になってしまい留学生は孤立してしまうという事が起きてしまいます。
このような事は日本人留学生に対しても同様な事が言えます。
比較的どこの国からの留学生も学校では同じ国同士で固まってしまうので、現地の方々からすると関わりづらいというイメージを持ってしまいます。
外国の方からすると日本語をちょっと早口に聞こえるため、怒ってたりイライラしたりしているように見えてしまうようなので、あまり校内や現地の人の前では母国語で話している姿は見せない方がいいでしょう。
全員が全員そういう風に捉えている訳ではないと思いますが、日本人留学生がそう思われない努力することも友達作りには必要になります。
英語力向上と友達を作る事を望むなら過酷で逃げたくなると分かっていても、比較的厳しい環境に身を置くことが必要になります。
日本人といると共通言語は日本語なのでものすごく楽だとは思いますが、英語学習をして本気で英語力を上げたいなら関わりは減らすべきです。
ここで重要なのは楽を選ばないことです。
苦しい時や辛い時こそ日本語で話すと抜け出せなくなる事があるので、自分はこのままではいけないと認識する事でモチベーションも上がり、あなたが留学した目的を見失わずに勉強する事が出来ます。
身の回りのチャンスを逃してしまう人
留学先で友達作りが難しいと言われている要因として交流機会が少ないという事が挙げられていますが、実際は交流機会などが比較的日本の大学よりも多く、自ら積極的に課外活動に参加したり企画したりする生徒もいます。
先ほどお伝えしたように日本人は消極的で新しい事にチャレンジする事が比較的苦手な傾向にあるので、自ら友達作りに失敗してしまう環境を作り出してしまっています。
反対に、海外では教育に対しての考えの違いからボランティアのような課外活動をする生徒重宝する傾向にあり、三年次編入精度がある学校などでは入学の際に課外活動や個人の成績を重視してるところもあります。
地域貢献・社会的成長・人々の交流機会・将来のプロセスへの関与
あまり日本では経験した事がない人が多いと思いますが、ボランティアのような地域貢献の要素を含んだ課外活動、グループ研究や起業やワークショップなどの将来の職業に繋がるかもしれない課外活動など様々な種類があります。
さらに、課外活動は様々な生徒や地域な方との交流機会があるので英語練習や友達作りをするには絶好な環境だと言われています。
無理に参加しろとは言いませんが、自分にあった学校外活動に入る事で多くの人関わる事が出来ます。
もし、自分好みの学校外活動がない場合は自ら作り上げることも可能です。
短期留学から長期留学まで色々な留学方法がありますが、どの留学でも共通して言える事はせっかくの留学を無駄にしないため、将来のためにも積極的に行動して後悔しないようにするという事です。
留学先で友達が出来ない人の3つの特徴【まとめ】
今回は、留学で最も難しいと言われている友達作りについてお話ししてきましたが、海外で友達作る秘訣として行動力・積極性・覚悟が必要と言われています。
日本国内で友達作るのと海外で友達作るのは文化や教育などの点から多少異なる事が分かります。
日本の学校で友達を作る際に相手に気を遣って相手に合わせて接する人がいますが、海外で友達を作る際も同様に相手のテンションに合わせる事は重要になります。
留学前や留学中に友達ができるか不安だなと感じても変に考え過ぎたり焦ったりせずに時間がかかってもいいので勇気を振り絞って一歩踏み出して見てください。
どんな人でも留学初日は一人で孤独を感じますが、あなたが恥じらいを捨てて積極的に話しかけに行くことでこれからの留学生活をよりいい方向に変えていく事が出来ます。
この記事を読んで気になることやご相談がありましたらNACN Blog までご連絡やご相談して頂けたらと思います。
留学してて気づいたけど、行動力ある人には必ずいい結果が伴う
自ら話す機会が多い場所に身を置くことで語学力は爆上げする。
ただ、そこで勉強するかしないかは大きな差がある。結果残してきた人は行動力もあるし、計画性もある。さらに、努力することを忘れない https://t.co/PMuP712SqA— NACN🇺🇸LA留学❎英語力解説者 (@BlogNacn) October 7, 2020